いちやまマートの名前の由来は、「山梨で一番を目指そう!」という志からです。山梨県で初めて深夜12時まで営業したスーパーマーケットは、いちやまマートでした。また、山梨県で初めて、ショッピングセンター方式の商業集積ストアとしてオープンしたのも、いちやまマートでした。築地市場へ魚を仕入れに行ったのも、店内調理で寿司や天ぷらを提供したのも、焼きたてのフランスパンを販売したのも、山梨県ではいちやまマートが初めてでした。
弊社は、山梨県の皆様に、常に新しい生活スタイルを提供してきたと自負しております。
「時代の変化の先を進む」。
これが、今も続く、いちやまマートのDNAなのです。

父は55歳で亡くなり、父の跡を継いだ兄は、46歳で亡くなりました。特に慕っていた兄の死のショックは本当に大きなものでした。どうして兄がこんなにも早く病気なって亡くなったのだろうか?様々な書物を読み漁り、答えを探す日々を過ごしました。
そして
「人生において「健康な身体」を保つことが最も重要である。
その「健康な身体」を造るのは「食生活」である。」
と解りました。
そうして今も続く、いちやまマートの理念「健康的な食生活が幸せをもたらす」が生まれました。
「健康な身体」を保つために、化学調味料、合成保存料、合成着色料、合成香料といった食品添加物(以下、化学合成食品添加物と総称)が健康に与える悪影響について学び、化学合成食品添加物が含まれない食品の提供をしたいと考え、日本中で化学合成食品添加物を取り除いた商品を探しました。
しかし、当時、そのような商品があまりなかったのです。あっても、美味しくないか、とても高価でした。そこで「美味」しく「安心」できる商品がないなら、自分たちで作ろう、と決意し「美味安心」商品の開発を始めたのでした。
開発を始めて、10年以上の歳月が過ぎ、2020年3月時点で約400品目の商品を開発し、販売してきました。そして、全国約80のスーパーマーケットから理念に賛同いただき、販売していただけるプライベートブランドに成長してきました。今後も、様々な「美味安心」商品を開発し、その価値を実感して頂けるお客様を増やしていきたいと思います。
「美味安心」以外にも、健康のために、さまざまな食生活の提案を行っています。例えば、
生活習慣病のひとつでもある高血圧を予防するための「減塩」商品の提案
腸内環境を悪化させるグルテンの摂取を控える「グルテンフリー」商品の提案
糖質の取りすぎによる身体の糖化・肥満を抑制するための「糖質カット」商品の提案
他にも、できる限り国産の食材を使用することに努めています。海外からの農産物を輸送や貯蔵する際に、虫がわいたりカビが生えたりするのを防ぐために、「ポストハーベスト」農薬が散布されます。この「ポストハーベスト」農薬の影響を少なくするためには国産である必要があるのです。
「オメガ3」
良質な脂質をバランスよく積極的に摂取するために、「オメガ3」系の脂質の摂取をお勧めしています。
「オーガニック」商品
農薬、化学肥料を一切使用せずに作られた「オーガニック」商品を数多く取り扱っています。
「ナチュラル」商品
薬を使わないで自然に近い形で育てられた野菜、お肉、お魚を「ナチュラル」と規定し、自然の美味しさを味わっていただける食品としてお勧めしています。
3大栄養素の1つが脂質です。脂はダイエットの敵だと勘違いしている人も多いのですが、良質な脂質はむしろバランスよく積極的に摂取することで貢献します。特に日本人は「オメガ6」系の脂質が過剰で、「オメガ3」系の脂質が不足していると言われています。
健康的な食生活を提案してきたことで、結果として、3つのうれしいことがあります。
これからも、基本的な理念は変えず、お客様や従業員の健康生活に貢献できるように努力して参ります。
駅前の商店街にあったスーパーマーケットは、高度成長期の自家用車の普及によるモータリゼーション(車社会)の時流に乗って、広い駐車場を設け、車で利用できる郊外店の展開を進めてきました。しかし、その時代が終わりを告げようとしています。時代は、IOT、AIから5Gの時代へと進んでいく中で、車で買物に行く時代からWEBで買う時代へと確実に変貌を遂げています。
また、少子高齢化、女性の社会進出が著しい時代、働き方改革などによって、生活環境も大きく変化をしようとしています。
弊社ではそれらに合わせて、簡単に調理できる美味しい調味料やハーフデリの開発を進めています。
そうです。「時代の変化の先を進む」いちやまマートのDNAを存分に発揮する時代がやってきたのです。
種の起源を書いたダーウィンは言いました。「生き残るのは、強いものでも賢いものでもない。常に変化し続けたものである。」と。時代の変化を考えていると、やりたいことのアイデアがたくさん湧いてきます。これから大きく変化する新しい時代が楽しみでなりません。
これからも「いちやまマート」にご期待ください。