東北には同業者として懇意にしている方々がたくさんいます。 気仙沼でスーパーマーケットを経営している友人は、地震当日 出張のため難を逃れましたが、自宅と2店舗全部を津波で流され 奥様とご両親を亡くされました。 今回の震災でたくさんの方が家族を亡くされている状況を新聞や テレビで目にする度に胸を痛めておりましたが、懇意にしている友人が 家族をいっぺんに失った心情を思うと、やり切れなさが募ります。 そんな中でも、店の再建設に向けて頑張っている彼を応援したいと強く思います。 また、原発問題で大変な思いをしている友人は、 福島と宮城でスーパーマーケットを経営する8店の内 原発から30㌔圏内にある3店が営業できず、30㌔圏外の1店舗を再開するも、 放射能の恐怖にトラックが入ってこない状況でした。 そこで宮城に倉庫を借り、そこまで商品をとりにいく手段をとっているとのことです。 食品や生活用品を販売するスーパーマーケットは重要なライフラインで、大震災の後 久しぶりにオープンした時は、多勢のお客様が夜中から駐車場で待っていたそうです。 まだまだ物資が不足している状況なので、義援金よりも物資の提供の方がよいと判断し 福島・宮城・茨木・青森・栃木のスーパーマーケットに1300万円分の物資を送りました。 フルーツや切り餅、チョコレート、トマトジュース、コーンスープ、コーヒー等です。 久しぶりに食べたコーヒービーンズチョコレートが美味しかったこと、 おにぎりを食べ飽きたお客様が餅をみてにっこりしていたとの報告に なんだかこちらの方が嬉しくなりました。 物資の提供は、美味安心グループ(650万円)と 向井克憲先生を中心としたスーパーマーケットの勉強グループ(650万円)の善意から実現できました。 いちやまマートで集めたお客様の善意120万円と 4月9日・10日の売上の1%にあたる130万円を 先日、義援金として送りました。 4月20日に開店した新店舗の諏訪店でも、開店から3日間の売上の1%を義援金として送ります。 5月からは売上上位の美味安心商品を選択して、お買い上げ1点につき10円の義援金企画を 始めます。 東北地方復興のため、これからも皆で応援しましょう! |